平家物語 巻第一

祇園精舎The Bell of the Jetavana Monastery

訳文の段落を押すと、原文と英訳が開きます。開いた訳文の下線の語句を押すと、原文と英訳の対応する箇所に印がつきます。原文や英訳の語句からもたどれます。

解説

英訳では、まず「鐘が鳴る」という場面を立て、そのあとで、その音に聞こえる真理を語る形に組み直しました。「祇園精舎」は、そのもとの名であるジェータヴァナ(祇陀林)で呼んでいます。

沙羅双樹には、釈迦入滅のとき花が白く変わったという伝え(鶴林の故事)を、英文の中で添えました。原文にはない説明ですが、花の色がなぜ「盛者必衰」の証になるのかを、注なしで読めるようにするためです。こうした補いには、対応の印を付けていません。